STAFF VOICE
スタッフのご紹介
インプレッションかしまだで働くスタッフから代表して5名をご紹介いたします。
様々な経歴や想いをもちながら、障害のある方の働き方を一人ひとり寄り添って支援するスタッフの声を是非ご覧ください。
就労移行支援事業所とは、障害のある人に働くチャンス、働くために必要な知識やスキルを提供する場所のことです。
私がその存在を知ったのは数年前でした。
何となく興味をひかれ、いろいろな事業所を訪ねてみました。
正直、驚きました。
とても多くの人々が通所し、中には、私はなぜ仕事に就けないのかと泣きながら訴えている若者の姿も目にしました。
障害のある人が自立した社会生活を送ることをいかに求めているか、けれどそれが決して簡単ではないということを、痛烈に実感したのです。
何か、自分にできることはないだろうか。
そんな思いが「インプレッション」立ち上げを決断する動機となりました。
私はこれまで、福祉とは縁のない生活を送っていました。
約30年間、アパレルの会社を経営してきた人間です。
けれど、だからこそ伝えられることがあると確信しています。
会社でのコミュニケーションのとり方、ビジネスマナーなどはその一例です。
障害のあるなしにかかわらず、社会の中で普通に過ごせることは、幸せの第一歩。
コミュニケーションやマナーは、そのために欠かせないものです。
人の目をみて話すこと、自由に発言できること、自信を持つこと、そして自分自身の感性を磨くこと。
私はこれらの大切さを来所なさる方々に深く考えてほしいと望んでいます。
インプレッションという言葉には、印象、感銘といった意味があります。
「共に、小さな感銘を一つずつ積み上げていきたい」そんな願いを込めて名付けました。
自分らしく働くためのお手伝い。
私は障害福祉業界で働いてきて18年ほどです。
障害のホームヘルパー、相談支援専門員、福祉有償運送ドライバー、就労移行支援のサービス管理責任者として色々な経験をしてきました。
中でも、障害ヘルパーとして働いた経験は私の中でとても大きく自分の価値観を180°変えるものでした。
良かれと思ってやったことがお相手にとっては大きなお世話だったり、意向に沿わない介護で何度もやり直しを迫られ、どうしたらここちよく過ごしてもらえるのか一つ一つ話を聞いて解決して行く・・・根気と忍耐力と、他者との距離感を学びました。
そして何より、当事者ご本人がどうしたいのか、という目線をもってかかわる大切さを学びました。
「就労したい!でもどうしたらいい?何をしたらいいか分からない!」色々なステージにいらっしゃる方々、一人ひとり経験も考えも目標も違う。
そんな中で、「本当はどうしたいのだろう?何を望んでいるのだろう?何がクリアになったらもう一歩前に進めるだろう?」という目線で支援しています。
何がその方にとっての自分らしさなのか?日々の何気ない会話や、様々なプログラムを通して、気づいて行っていただきたい。
そのためにどん欲にインプレッションかしまだを利用していただきたいと心から思っています。
そしてご自身で決めた目標をクリアし、晴れて卒業をされる後姿を笑顔で見送りたい。それが私たちチームインプレッションかしまだの喜びです!
限られた時間をインプレッションかしまだで有意義に過ごし“自分らしく働く喜び”に変えませんか?
その為に私たちはここにいます!
僧侶として30年あまり修行して参りました。
その経歴の中にはハワイ、オアフ島で日本のお寺に数年過ごした経験もございます。
この度、ご縁があり社会福祉のお仕事に従事する事になりました。
社会福祉の仕事は経験的には浅いですが、僧侶の修行で培った忍耐力・精神力で、利用者のみなさんが安心して就労へ向けて進めるように力を注いでおります。
私が担当しています訓練は、「お写経体験」や「呼吸法」など主に心身を整えるためのプログラムが中心です。
その他にも「怒りのコントロール“アンガーマネジメント”」や「折れない心”レジリエンス“」などストレスの多い現代社会をどのようにして生きやすくすることができるのかを利用者のみなさんと共に勉強しています。
また、趣味でパソコンを自作したり、Word・Excel・PowerPointの操作もできますので、利用者のみなさんと一緒に使い方をシェアしております。
利用者のみなさんの就活や生活が楽しく進めて行けるように悩みの相談を行っています。そして、こころの問題を少しでも解決できるように精進いたしておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
居場所はいつもここに用意いたしております。
一般企業で20年ほど働き、研究開発・人材育成・組織開発・企画管理など、様々な職域において一担当者から管理職まで経験してまいりました。
多様な人と共に働く喜びや難しさに直面するなかで、人が自分らしく働きながら社会や会社の中で役割を果たし、働く意義や喜びを感じられるよう微力ながら力になれればと思い、学び直してキャリアコンサルタントとなりました。
また、自分らしくあるためには、自分の感情・気持ちを理解し思考や行動に活かすことが大切だと考え、EQ=感情知能指数の開発と活用に関連する資格も取得しました。
そしてご縁があり、現在はインプレッションで支援員として働いています。
私が担当する主なプログラムは「SST」「キャリア理論にもとづく職業的自己理解」「EQを活かす」です。
他に、Word・Excel・PowerPoint等のパソコンツールの活用経験、簡単なプログラミングの経験もありますので、パソコンを活用したい方のサポートもさせていただいています。
ここに来る前、声が大きく要領の良い人ばかりが重宝される周りの雰囲気に嫌悪感・閉塞感を抱いた時期がありました。
その頃、障がい者雇用で採用され働く人の職域を拡大していくための活動に参画する機会がありました。
そこで、特性を生かして真面目に丁寧に仕事に取り組み、障がい者雇用以外の人より質の高い結果を出し信頼や感謝を得て新しい仕事も任される姿を目の当たりにし、少なからぬ感銘を受けました。
障がい有無に関わらない、働くことの基本のようなものに立ち返らされました。法定雇用率遵守だけではないメリットが会社と人の双方に確かにあると感じられると共に、私が障がい福祉の仕事に関わるきっかけの1つとなる経験でした。
誰にでも得意不得意はあるし悩みもある、あって良い。そんな中で自分らしく働くためには、自分がどうありたいかや自分ができることを知り、社会・会社が求めること知り、その重なりを増やしていくための行動が必要です。
勿論、簡単ではありません。そんな1人では難しいことも、インプレッションに来ていただければ支援員や通う仲間と共にやり遂げることができます。
1人ひとりそれぞれにこれまでの人生があり思うことがあるなか、現状を何か変えたい・前に進みたい・働きたいと少しでも感じられたら、インプレッションにまずはご相談ください。
皆様の進む一歩を共に歩ませていただければ嬉しいです。
皆さんはじめまして!
私は難病による障害を発症して10年…、そろそろベテランですね。
障害発症以前は、管理栄養士・大手書店店員・資格を取って図書館司書。
発症後は手帳を取得し障害者雇用で再チャレンジし、大病院の営業事務・ギリシャのジュエリー会社総務・IT会社の特例子会社(障害者チーム)支援員・都内メーカー勤務といった様々な経験を自力で進め勤めてきました。
そんな激動期に、障害者雇用の現実(給与・ステップアップ・仕事内容・ハラスメント等)で人生の迷子になっていた際、門を叩いたのは「インプレッションかしまだ」でした。
こちらで「利用者」として一定期間過ごし、就職~卒業。
現在はご縁があって「支援者」として日々利用者さんと併走しています。
障害当事者、障害者雇用、転職、社会福祉サービス、関連機関のサポート、障害者として社会参加するうえでの経験やホンネ、様々な知識ややり方を「実体験」がある私からプログラムを通じて、障害者の皆さんに恩返ししています。
そんな濃い経験値のスタッフは川崎市内でもなかなかいないと自負しています。
ご本人、親御さん、サポーターの皆さん!ぜひ一度その現状を変えるために気軽に立ち寄ってみませんか?
当時の私も最初は勇気がいりましたが、経験者は語る!心配事はそのまま持ってきてお越しください。
全力でサポートいたします!!
障害者に関する最新ニュースや、インプレッションかしまだの最新情報をお届けします!