-川崎市就労移行支援事業所-インプレッションかしまだ

川崎市就労移行支援事業所インプレッションかしまだホームページ

GRADUATE
卒業生の声

インプレッションかしまだの卒業生から代表して4名をご紹介いたします。
様々な年代や障害の方々のきっかけや就職に関する卒業生の声を是非ご覧ください。

インプレッションかしまだ卒業生

川崎市就労移行支援事業所卒業生

インプレッションに通ったきっかけ

仕事の多忙さと自身の能力のミスマッチを感じ徐々に仕事が回らなくなったことが続いていました。
主治医にはうつ病と診断され、1年弱程休職していました。徐々に体調が回復してきたところで主治医から復職の備えにと就労移行支援の利用(リワークの活動)を勧められました。
指定の施設があるのかと思っていましたが自分で探すよう言われ、インターネットでまずは適当に検索したのが第一歩でした。
インプレッションを選択した決め手は、家事をしつつ無理なく通える距離と、自律性にゆだねる雰囲気です。

通う前とその後の生活の違い

自宅療養により生活リズムを大きく崩すこともなくなり、家事をこなすまでに快復してきた頃でも外出は少なかったので、通所を始めたことで平日はほぼ毎日外へ出る理由を得られました。
自宅で悶々とした日々を過ごすよりは、普段と違った環境に身を置くことで、新たな刺激や気分転換ができていました。

インプレッションで得たもの

気分の浮き沈みをコントロールできるよう、普段の何気ない行動を記録することで、自分の体調の良し悪しやストレスの状態を客観的に見ることができるようになりました。
一つ一つの行動は些細なものでも、体調が悪いときに現れる身体のサインは人それぞれです。悪いサインが出たら、あらかじめ決めていた、体調を好転させるためのアクション(気分転換等)をとることの習慣化により、セルフメンテナンスができるようになりました。
普段の生活だけでなく、仕事面においてもセルフメンテナンスは重要で、いまより悪くならないための行動を選択することが、仕事でも周囲に助けを求めたり、体調を優先したタスク管理の重要性を理解できてきました。

利用を考えている方へ向けて

利用する目的は人それぞれです。病気などで働くためのハードルがあり、どうすべきか悩んでいる方は、就労移行支援事業所に相談してみることが前へ進む第一歩だと思います。

最後に

通所期間はおよそ3か月間でしたが、スタッフの皆様には大変お世話になりました。セルフメンテナンス等のワークやレクレーション活動等、家でひとりでいるとなかなか経験できない時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

インプレッションかしまだ卒業生

川崎市就労移行支援事業所卒業生

インプレッションに通ったきっかけ

私は主治医の先生からパーソナリティー障害という診断が下されていました。長い間この障害に悩まされていました。ようやく前向きになることができて、いつかこの障害を克服したい、精神科を卒業したいと思えるようになってきたころの出来事。
インプレッションとの出会いは本当に偶然です。たまたま買い物の途中で、看板を見つけたことでした。看板には”精神疾患”と書かれていて、このフレーズに当時は敏感になっていましたので、なんとなく興味を持ちましたが、お話を聞いても自信がなかった私は、通所開始まで3か月も空いてしまいました。その後、主治医からの勧めもあり通所するようになりました。

通う前とその後の生活の違い

通所を始めるまでに3か月を要しました。ここに行くんだと心に決め、始めのころは週2日ほどの通所でしたが、週5日までの通所が出来る様になったのは、きっと居心地が良かったからだと思います。
色々な人がいて、経験も人それぞれでしたので、事業所内での会話は自分を成長させてくれました。みんなには感謝しています。

インプレッションで得たもの

インプレッションかしまだは、私の人生において、転換期となった場所でした。
通所した期間はおよそ1年と2か月余り。もうこんな年で、就職なんて無理だろうとあきらめていましたが、今は事務職として働いています。
私が通い始めたのは、事業所ができて間もない頃で、スタッフさんも試行錯誤の時期でしたが、それが私には良かったのかもしれません。個別訓練が中心でしたが、色々な事を学ぶことができました。その中で、私はパソコン訓練をメインに行っており、これは今の仕事をする上でとても役に立っています。
自分の頑張りがあったことはもちろんですが、スタッフさんに良く面倒を見ていただきました。一人ではきっと得る事が出来なかったと思いますし、また絶対に途中で挫折していたと思います。
インプレッションで得られたのは、社会性や忍耐、その他にもたくさんありましたが、なによりも自分を成長させてくれ、以前よりも自信がついたことです。

利用を考えている方へ向けて

インプレッションのような場所があることを知っている人は少ないと思うので、私は幸運でした。このような情報は、待っているだけでは得ることは出来ないと思います。
通っていた私がいま言えること、それは自分を信じて、また周りを信じて進むことです。そうすればきっと道は開けるはずです。
迷っている方、自分に自信がない方、まず一歩踏み出してみてください。

インプレッションかしまだ卒業生

川崎市就労移行支援事業所卒業生

インプレッションに通ったきっかけ

前職は障がいをオープンにして「障がい者雇用枠」での勤務でした。
職種としては2000人規模の企業内にある「特例子会社」(注:障がい社員で構成される企業内の子会社。親会社からの依頼が主な業務)での運営に携わっていました。
事業所運営業務全般や健常者と障がい者の橋渡し的な経験もでき、やりがいはありましたが、いかんせん障がい者雇用のため、収入面や今後のライフプランで不安を抱えていました。
そこで一旦退職し、キャリアをリセットし、上記不安点解消の為、現状で足りない部分のトレーニング、専門家である支援員のサポートを受けたく、またハローワークや区役所の障害支援課のアドバイスもあり、「まずは気負わず気軽な気持ちで参加する」事を前提に通所をスタートしました。

通う前とその後の生活の違い

今まで自力で障がい者雇用の職種を探し、就労へと繋がってきました。
生活自体は普通に出来ていましたし、生活上の困りごとも自己発信~自己解決で問題はありませんでした。
ただし私の「障がい」は「病気」と違って治らないもの。
そのなかで如何に「障がいというハンデ」を「対就労先への魅力・セールスポイント」に変えるのか?そして一般枠と変わらない環境を享受できるか?それがついて回る課題でした。その点の客観的な分析~視点は限度があります。
そこをインプレッションに通う事で助言やサポートしてもらう事で補い、自信を付け、就労へのストレス耐性も強くなり、結果不安にとらわれず生き生きと生活~再就職活動ができました。

インプレッションで得たもの

同じ悩みを持つ仲間と分かち合うことで、先行きの不安が薄まり、共に前進する勇気を得ました。
また小規模制の事業所が功を無し、支援員との距離も近いため、些細な疑問や問題点も「すぐに聞いてもらえ、何度でも一緒に並走してくれる」機会を重ねることで、最終的に自立した就労へのアクションを得ることができました。

利用を考えている方へ向けて

近年社会を取り巻く環境が目まぐるしく変わり、「健常者」も「障がい者」も変わらぬ不安を抱えて生活しています。
特に私たち障がい者は成功体験が少ないため、はじめの一歩を踏み出すには勇気も度胸も要るはずだ!と気負ったり、物事をネガティブに考えてしまいます。
そのような時にインプレッションは、
①気軽に気楽に(大きな目標が無くても、立派な理由がなくても)
②どんなバックグラウンドでも(様々な障がいや事情があっても否定されない)
③利用者との距離が近い専門スタッフのサポート(大手と違い、カジュアルにフットワーク軽く寄り添ってくれる)
これはほんの少しのポイントではありますが、通所していくうちにそれらが回復へのとても大きなチカラになってくれ、過ごした時間が無駄になることは決してありません!

最後に

私は過去約10社の就労移行支援事業所の通所体験、転職活動30社面接~試験で辛い時期を経験しましたが、いま大手の企業に就職し、過去の自分の経験を活かせ、不安だった問題点をインプレッションで学び直せたのも、「自身の障がいや個々の事情をネガティブにとらえず、最終的に何をやりたいか?どのような幸せを目指したいか?の道筋」への具体的なサポートがあったからだと思っています。
まずは大きな理由や先取り不安は要りません。
ぜひリラックスして、お気に入りのカフェに行くような感覚で、インプレッションかしまだへのドアを叩いてみて欲しいと思います。

インプレッションかしまだ卒業生

川崎市就労移行支援事業所卒業生

インプレッションに通う前の状況

統合失調症を患い、不眠症に悩まされていました。 幻聴や妄想によって突発的な行動をしてしまうことがあり、あとから気付き自分の行動に対しとても心を痛めていました。疲労や緊張を感じることが多く、体調が整わず、何も手につかないことが多かったです。

通い始めての変化

通所が安定していくうちに支援員やほかの利用者さんとかかわりを持つことで、幻聴や妄想からくる思い込みから少しづつ離れ、自分を客観的に見ることができ、自分とは違う価値観に触れることで考え方の癖を自覚することができるようになりました。
再就職に向けて徐々に自信がついてきました。

就職後の生活

安定した仕事をしたいと考えていて、あこがれの市役所の入職試験。期待と不安が入りまじり面接のときはとても緊張してしました。でも、支援員の方が同行してくださり安心して面接を受けることができました。
とてもドキドキしていましたが、採用通知が来てとてもうれしかったです。
勤めはじめて最初のころは落ち着かず、慣れるのが大変でした。体調が悪く、ストレスを感じることが多かったのですが、定期的な事業所からの定着支援を受けることで心が落ち着き、安定して仕事に打ち込めるようになりました。
はじめてのお給料をいただいた時はうれしくて少し無駄づかいをしてしまいましたが、今は充実した生活を送ることができています。

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